学校版環境ISO

　１１月は、｢とくしまGIGA推進月間｣。小松島高校では「授業研究月間」にもなっており、教員が授業を公開したり、互いの授業を参観することで、ICTを活用した授業改善の参考としています。

　化学の浸透圧についての授業では、スプレッドシート（Google が提供するブラウザ上で表計算ができるツール）を用いて短時間の準備で、班別学習の授業を行うことができました。また、AIを使うことで、命令文を作ったり、わかりやすい図や挿絵を授業に利用しています。１１月は、数学、人権ホームルーム、生物などたくさんの研究授業や公開授業が実施され、生徒用タブレットや電子黒板を活用することで、生徒の皆さんの理解力向上に役立てています。

　１１月１６日(日)に小松島高校オープンスクールを実施しました。中学生６３名を含む約１５０名の方が来校され、授業や部活動等、日頃の学校生活をご覧になっていただきました。来年度の本校への入学を考えていただければ大変うれしく思います。

　また、総合的な探究の時間において、２年生の生徒が１年生の生徒に対して、一から構想した生徒授業を実施しました。生徒授業は徳島ICT活用モデルM段階となります。中学生への授業を想定し、工夫を凝らしたワークシートやスライドを活用し、数学、歴史、理科の授業を展開しました。歴史においてはグループワークで話し合う場面を設定し、理科や数学においては、教室でできる簡単な実験をもとに、結果を考察する活動をもうけました。生徒授業後には評価アンケートを実施し、中学校で実施する生徒授業本番に向けて授業改善に生かし、互いに学びを共有できる１日となりました。