保健室から

熱中症予防について

熱中症は、適切な予防をすれば防ぐことができます。
熱中症とは、高温環境下で、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れたり、体内の調整機能が
破綻するなどして、発症する障害の総称です。
熱中症が疑われる症状は、めまい、頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、大量の発汗などです。

熱中症の予防法
 熱中症の予防には 、「水分補給」 「暑さを避けること」 が大切です。
  ・環境  高温・多湿に注意
 ・休憩  30分に1回休憩
 ・服装  通気性の良い・吸湿・速乾の衣服を着用
 ・体調  体調不良時は無理をしない
 ・水分  こまめな水分・塩分の補給

熱中症かもと思ったら
 もし熱中症かなと思われるサインがあれば、すぐに応急処置を行い、病院などの医療機関を受診しましょう。
 
 
 ・涼しい場所へ移動する
 ・衣服を脱がせ、体を冷やして体温を下げる
 ・水分・塩分を補給する
 ・医療機関へ運ぶ

毎日の食事で丈夫な体をつくろう!
 
 夏バテや熱中症予防のためには、バランスのとれた食事を摂ることも大切です。
 特に摂りたい栄養素はカリウムとビタミンB1です。旬の野菜を取り入れ、夏を乗り切りましょう。
 カリウムは、摂りすぎた塩分を体の外に出す働きがあります。
 〈多く含む食品〉 野菜類、海草類、果物類、豆類など
 ビタミンB1は、糖質の代謝を手助けし、疲労回復に役立つと言われてます。
 〈多く含む食品〉 豚肉、ウナギ、海苔、大豆など

*定期健康診断の結果で検査や治療が必要だと言われたみなさん、受診は済みましたか?
  夏休みを利用して受診をするようお願いします。
  受診後は、受診結果・治療証明書等を提出してください。