人権教育
1学期人権ホームルーム活動
1・3年生は6月10日(月)および6月13日(木)に、2年生は6月11日(火)および6月13日(木)に各ホームにて、人権ホームルーム活動を行いました。
1学年のテーマは「アサーショントレーニング」で、自分も相手も大切にする「アサーティブな表現」についてグループ活動を通して学びました。
2学年は「インターネットにおける人権侵害」について考えました。自分たちが使うSNS上では誰もが加害者・被害者になりうることを理解し、もし、人権が侵害されるような場合にはどのように行動すべきかを話し合いました。
3学年は「就職差別につながるとされる14項目」について学習しました。14項目がつくられた背景を学び、面接においてどのような質問が差別につながるか、かつての社用紙や例題を通してグループで考えました。実際に就職差別につながる質問がなされたときにどう答えるべきかについても話し合い、模擬面接に取り組むクラスもありました。
令和6年度人権教育講演会
5月16日(木)のホームルーム活動の時間に、徳島県人権教育指導員の西本篤人さんによる人権講演会をしていただきました。西本さんがこれまで携わってこられた「識字学級」のご経験や、西本さんが歌われる歌詞を通して、「同和問題」について学びました。講演の最後に歌っていただいた「ファイト」では、人権委員や各ホームルーム担任も参加して、差別に対して戦うメッセージをそれぞれのファイトポーズでパフォーマンスしました。聴いている生徒も手拍子やファイトポーズで参加し、会場が一体となって講演はしめくくられました。今回の西本さんの講演が同和問題をはじめ、様々な差別に対して考えるきっかけになったと思います。
3学期の人権ホームルーム活動
【第3学年】
1月18日(木)の3年生のホームルームでは3年間の人権ホームルームの総括を行いました。Formsのアンケートを行い、3年間での人権意識の変化や感想、それぞれが問題だと感じる人権課題についての調査等を行いました。アンケート結果は次年度の人権学習の改善に活用します。
【第2学年】
21HRは 1月22日(月)に、それ以外のクラスは1月25日(木)に「災害時における人権問題」についての学習を行いました。防災学習でも使われるクロスロードゲームを用い、災害時に発生するかもしれない人権問題について、自分ならどうするか「Yes」か「No」かの二択で考え、グループで話し合いました。災害時は想定外のことが起き、迅速な判断を求められることも多いですが、災害弱者や被災者の立場に立って行動できるように、普段から人権感覚を磨くことの大切さを学習しました。
【第1学年】
13HRは1月22日(月)に、それ以外のクラスは1月25日(木)に「アイヌの伝統・文化と人権」というテーマでホームルーム活動を行いました。2月の修学旅行では北海道の「ウポポイ」を訪れます。その事前学習を兼ねてアイヌの人たちの受けてきた迫害や差別の歴史を学びました。アイヌの人権問題が遠い地域の問題や他人事ではなく、私たちひとりひとりが解決していかなければならない課題だと学習しました。
人権ホームルーム活動公開授業
11月15日(水)5限目に全学年一斉に人権ホームルーム活動を行いました。今回は県内高校・特別支援学校から多くの人権教育担当の先生方が授業見学に来てくださいました。3学年ともに同和問題に関連したテーマで、いずれも同和問題をいかに自分事としてとらえ、解決していくかを考える授業でした。
1年生は「部落差別の歴史と現代に残る差別」について学習しました。なぜ、差別が残り続けるのかについて考え、インターネットが普及した現在、私たちが差別をなくしていくためにできることについて話し合いました。
1年生の授業の様子
2年生は「同和問題解決への取組」というテーマで授業を行いました。差別に出合ったときにどうすればよいか、ロールプレイをしながら、解決のための手段を考えグループで話し合いました。
2年生の授業の様子
3年生は「結婚差別について」考える授業を行いました。憲法24条では「婚姻は両性の合意のみに基づく」とされていますが、結婚を諦めざるをえないような差別の不合理さを学びました。ロールプレイを通してどのように差別に立ち向かっていくか、自分事として考えました。
3年生の授業の様子
公開授業にお越しいただきました各校の先生方、ありがとうございました。
1年生 人権HR
11月2日(木)の7時限目、1年生一斉にZoomを活用した人権HRを実施しました。
内容は、11月15日(水)の人権教育公開授業「部落差別」に向けた事前学習と
なっており、自分の人権感覚を高めることができました。
令和5年度人権問題校内意見発表会を行いました
令和5年10月26日(木)、15:00~ 体育館2Fアリーナにて、令和5年度の人権問題校内意見発表会を行いました。
1年生・2年生・3年生それぞれ2名ずつの計6名が登壇し、それぞれの意見を発表しました。発表会のようす人権委員会の生徒による司会進行
会場のようす
学校長による講評
第2回人権教育講演会を行いました
9月29日(金)6限目の人権ホームルームで本年度2回目の人権教育講演会を行いました。
徳島県人権教育指導員の阿部和代先生を講師としてお招きし、
「性暴力やデートDVの被害者にも、加害者にもならたいために」というテーマで全校生徒対象に講演していただきました。今回も各ホームの人権委員が大会議室の対面で、他の生徒は教室にて、ZOOM配信で聴講しました。
近年の法改正についてや、大切な3つの概念である、「からだの自己決定権」「バウンダリー(境界)」「性的同意」について教えていただきました。また、相手を尊重し対等な関係を築くことの重要性についても、動画を交えて教えていただきました。講演の最後には、生徒を代表して人権委員長がお礼の言葉を述べ、閉会しました。
ご多忙の中、ご講演くださいました阿部先生、本当にありがとうございました。また、参加してくださいました保護者の皆様、ありがとうございました。
人権教育職員研修会②を行いました
8月28日(月)の午後1時より、大会議室にて人権教育職員研修会②を行いました。
5月24日(水)に実施した人権教育職員研修会①に引き続き、講師に徳島県人権教育指導員の石尾 和仁 様をお招きし、「部落史の見直し」から考える人権学習という演題で1時間程度ご講演いただきました。
講師の石尾様からは、前回の振り返りに続き、被差別部落の形成過程や近世の部落問題学習だけでなく、近現代史の中で同和問題と向き合うことで、生徒が同和問題を過去の問題ではなく、現在の自分たちの問題であると捉えることができるといったお話や、部落差別の論理は時代とともに推移しており、教員も常に学び続けなければ新たな人権課題を見据えることができない等、我々がこれから取り組むべきことについて貴重な示唆をいただきました。
ご多忙の中、ご講演くださいました石尾様、本当にありがとうございました。
演題「部落史の見直し」から考える人権学習
講師の石尾 和仁 先生
講演のようす
人権ホームルーム活動研究授業
6月12日(月)に14HRと23HRで、6月13日(火)は34HRで、人権ホームルーム活動研究授業を行いました。学年ごとにテーマは異なりましたが、どのクラスも積極的に発表や話し合いを行い、真剣に参加していました。
研究授業対象外のクラスも6月15日(木)の7限目に同テーマで人権ホームルーム活動を行いました。
【授業テーマ】
1年生「仲間づくり(ちがいのちがい)」
2年生「いじめについて考える~今わたしたちにできること~」
3年生「就職差別につながるとされる14項目」
1年生の授業風景
2年生授業風景
3年生授業風景
人権教育職員研修会を行いました
5月24日(水)の放課後、本校大会議室にて人権教育職員研修会を行いました。
講師に徳島県人権教育指導員の石尾 和仁 様をお招きし、「部落史の見直し」から考える人権学習という演題で1時間程度ご講演いただきました。
講師の石尾様からは、人権教育をめぐる近年の動向や同和教育の今、「部落史の見直し」とは?、戦前・戦後の同和対策事業の歩みと課題などについて、熱く語っていただきました。
ご多忙の中、ご講演くださいました石尾様、本当にありがとうございました。
表題
講演の様子
会場の様子