松高ライフ☆令和5年度

数学科「数学を日常の題材とする」取組

数学科では主体的・対話的で深い学びを通じて

自分とむきあう・人とむきあう・世界とむきあう  力を身につけさせる授業となるよう取り組んでいます。

 

先日の研究授業「問題づくり」を通して生徒が感じていた「難しさ」がどこにあるか

生徒のワークシートやふりかえりから分析をすると

「日常の事象を数学の題材とすること」に難しさを感じていると分かりました。

新学習指導要領ではもちろん、大学入学共通テスト問題作成方針をみても

「日常の事象を数学の題材とする」と発表しています。

この難しさの原因は生徒の経験が少ないことにあると思います。

 

数学科ではこの難しさの解消に向け

まずは第一段階として「数学を、日常の事象の題材とする」授業として

「誕生日当てゲーム」のワークショップをおこないました。

 

タブレットの電卓を用意し、誕生日当てゲームを体験します。

入力していくとあら不思議 最後に表れた数は?!

どうしてそうなるのか、仕組みを考えます。

次は「問題づくり」です。替えられるところを替えてオリジナルシナリオを完成させました。

 

友人と相談しながらつくってお互いにゲームを楽しんだり

もっとおもしろいシナリオにしようと工夫したり

主体性を持って取り組むことができました。

 

生徒のふりかえりには

全然ちがう計算からなんで自分の誕生日が表れたのかびっくりした。

家族に披露したい。

数学を使って楽しめてよかった。

など意見がきけてうれしかったです。

 

今後もこの取り組んでいく予定です。