松高ライフ☆令和5年度
数学科 「自分の考えを伝える」取り組み
数学科では松高の身につけたい力である
世界とむきあう・人とむきあう・自分とむきあう
の中の人とむきあうの中にある「自分の考えを伝える」力を身につけられるよう日々の授業に取り組んでいます。
31HRでは日常の事象を数学でとらえるプレゼンを実施しています。
本日のテーマは「数学で分析してみよう!」でした。
これから暑くなってくるので「アイスクリームの消費と気温の関係」や
これから近い将来免許をとるであろう年齢なので「スピードと停止距離の関係」についてわかりやすく(?自称です)話しました。
直線や曲線に近似するのは 数研出版のエスビューア を使用しています。
プレゼンが終わったら生徒のふりかえりをclassiアンケートに入力してもらいます。
入力が終わったらその場で テキストマイニング(よく出てくる単語を大きく、品詞の種類で色分け)をして共有します。(今回は AIテキストマイニングbyユーザーローカル を使用しています)
どんなことが気になったのか、他者の意見と自分の意見と違うところはどこか、などよく分かります。
このように、ICTはその場で共有でき、どんな意見が多いなど分析もできるのでメリットが大きいと考えています。
しかし、全部をICTに置き換えるのではありません。
実際に手を使って実感することも大切です。
自然数の2乗の和の公式につながるパズル(3Dプリンターで作成)を体験してもらったり
グループワークで教え合い学び合う授業展開も実践しています。
数学科ではこれからも様々な方法を通して、生徒の「自分の考えを伝える力」の育成に取り組んでいきたいと思います。