松高GIGAスクール

2021年7月の記事一覧

小松島高校でのClassiの活用について

小松島高校では、他校に先駆けて、2020年からBenesseのClassiを全校で導入し、さまざまな教育活動で活用しています。

 

主な活用シーン
■校内・保護者への情報発信
■日々の授業の予習と理解状況の把握
■日々の学習時間を記録。データを元にした学習指導
■Classiを活用した学習イベントの実施


活用目的
■ 学習習慣の定着・基礎学力の向上
■ 校内・保護者に向けた円滑な情報発信

 

ここがすごい!ポイント
■生徒の「やる気」「できた!」を引き出し、「習慣化」「自律」に結びつける工夫
■先生の負担にならない活用の工夫
■日々の授業や朝学習でClassiを使った学びの展開
■保護者を含めた情報共有環境を確立

活用の成果
■先生の業務負担を軽減しつつ、生徒は積極的に学習に取り組むように
■生徒の理解度にあった学習の実施
■様々な粒度の校内グループの活用により、情報共有の円滑化と業務負担の軽減へ

 

今後の展望
■日々の授業や朝学習での活用に加えて、様々な学習イベントを実施して全校一丸となった学習支援を実施
※生徒から実施希望が多数という背景も

◆具体的な活用例:
 校内だけでなく、保護者を含めた情報共有環境を確立しています。
 教科別やクラス別といったグループ作成のコツを共有して活用しています。
 生徒だけで朝のホームルームを実施し、「生徒の自律」を促す取組も行っています。

 

グループ作成・運営のコツ
 クラス別などのグループに加え、数学Ⅲのグループ・漢字検定受験者・就職希望者・各種委員会などのグループを作成。
 グループ作成者は学年ごとに担当を決める。
 他の先生もグループに招待し、「先生なら誰でも閲覧できる状態」を構築。

 

投稿する内容
 教科別グループでは小テストの予告、保護者グループではコロナ渦で見られる機会が減った部活動での様子を投稿。

 

「生徒の自律」を促す取組
 毎週木曜は生徒主体の日として、担任の先生からの朝の連絡をClassiで発信しています。
 朝のSHRで担任は教室に行かず、クラスの副委員長を中心に欠席状況や、キャリアパスポートの情報を集約して担任の先生に提出しています。
 学年主任が廊下に立って欠席確認のフォローをしています。実際に担任の先生方からは「生徒も自主的に取り組み、朝の業務時間が楽になった」という声も聞かれます。

◆具体的な活用例:日々の授業や朝学習での取り組み
 ① 日々の授業の中で予習・理解状況の把握を効率的に実施
 ② 朝学習の時間を使った志望理由書講座
 ③ ポートフォリオを使った英文の添削指導

◆具体的な活用例生徒の「やる気」「できた!」から「習慣化」に結びつける学習イベント
  ① 学習動画を活用した「基礎学力アップチャレンジ週間」
  ② 学習記録を活用した「学習マラソン」