科学研究同好会

アンチモンの採集会

 12月19日(土)、生徒10名教員3名で愛媛県西条市にある「市ノ川鉱山跡」へ行きました。この鉱山は明治時代に世界最大のアンチモン鉱山として知られていた場所です。市ノ川れき岩という岩石中に銀白色の輝安鉱(きあんこう=硫化アンチモン)という鉱物が含まれます。
 坑口を観察してからすぐ前を流れる沢沿いに鉱物を探しました。徳島県では見慣れない鉱物なので目の前にあっても見過ごすことが多かったです。しかし、時間経過とともに目が慣れてきてあちこちで見つかったという声が出始め、2時間くらいで20個以上の鉱石が見つかりました。米粒くらいの水晶やざくろ石もあり、とても喜んでそれらを持ち帰りました。また、行きたいです。