松高ライフ☆令和5年度
【書道】淡墨で大字作品制作!
2学年の書道Ⅱ、3学年の書道Ⅲ・芸術文化の書道の授業で、大きな筆と紙を使い、大字作品を制作しました。墨は色の薄い「淡墨(たんぼく)」を使ったため、偶然のにじみやかすれが美しく表れました。
それぞれが漢字一字に自分の想いを込め、イキイキと自己表現ができました。
作品はしばらくの間、自分が書いたキャプションと共に書道室に飾っておく予定です。
数学科「数学を日常の題材とする」取組
数学科では主体的・対話的で深い学びを通じて
自分とむきあう・人とむきあう・世界とむきあう 力を身につけさせる授業となるよう取り組んでいます。
先日の研究授業「問題づくり」を通して生徒が感じていた「難しさ」がどこにあるか
生徒のワークシートやふりかえりから分析をすると
「日常の事象を数学の題材とすること」に難しさを感じていると分かりました。
新学習指導要領ではもちろん、大学入学共通テスト問題作成方針をみても
「日常の事象を数学の題材とする」と発表しています。
この難しさの原因は生徒の経験が少ないことにあると思います。
数学科ではこの難しさの解消に向け
まずは第一段階として「数学を、日常の事象の題材とする」授業として
「誕生日当てゲーム」のワークショップをおこないました。
タブレットの電卓を用意し、誕生日当てゲームを体験します。
入力していくとあら不思議 最後に表れた数は?!
どうしてそうなるのか、仕組みを考えます。
次は「問題づくり」です。替えられるところを替えてオリジナルシナリオを完成させました。
友人と相談しながらつくってお互いにゲームを楽しんだり
もっとおもしろいシナリオにしようと工夫したり
主体性を持って取り組むことができました。
生徒のふりかえりには
全然ちがう計算からなんで自分の誕生日が表れたのかびっくりした。
家族に披露したい。
数学を使って楽しめてよかった。
など意見がきけてうれしかったです。
今後もこの取り組んでいく予定です。
生徒会役員認証式を行いました
5月8日(月)の放課後、令和5年度前期生徒会役員と専門委員長の認証式を行いました。
去る5月1日(月)に行われた生徒会役員選挙で選ばれた生徒会役員と各専門委員会の委員長が大会議室に集まり、
学校長から認証状が一人一人に授与されました。
生徒会役員・専門委員長のみなさん、松高をよりよい学校に変えていくために、よろしくお願いします。
参加者:生徒会役員:生徒会長(1名)、副会長(2名)、書記(2名)、会計(2名)
専門委員長(各1名)生活委員長、人権委員長、環境委員長、保健厚生委員長、教養委員長、図書委員長、
文化委員長、体育委員長、ボランティア推進委員長、選挙管理委員長、生徒議会議長、
家庭クラブ委員長、防災クラブ委員長
校長先生挨拶
深々と礼
認証状の授与
よろしくお願いします
期待を込めて
大会議室の様子
松高セミナー 全学年スタート!!
4月17日(月)より3年生、4月24日(月)より2年生
5月1日(月)より1年生の松高セミナーが実施されています。
1年生は 月曜日:数学 火曜日:国語 水曜日:英語
の時間割で放課後に実施しています。
1年生も少しずつ学校生活に慣れてきました。
松高セミナーに向き合いながら
自分に合った学びスタイルを見つけていきましょう!
数学科 主体的・対話的で深い学びの実現に向けて 「問題づくり」の取り組み
3年理系クラス20名を対象に
単元「1次不等式」における「問題づくり」の研究授業を5月1日2,3限、2日3限で行いました。
1人1台端末を使ってMetamoji classroomでワークシートを共有し、
自由に他者のワークシートが見られる状態にして、自分の課題に生かすこととしました。
1時間目は元となる問題「原問題」をとき、問題をかえていきます。
初めての活動で戸惑う生徒が多く、手が止まっている生徒もいました。
替えられそうなところを替えて新しい問題をつくって解いてみると、
自然数の範囲で解を求めるはずなのに負の数になってしまい、その原因を突き止めたり
グラフの読み取りを問題に加えたり、
と想定を超えた問題づくりが行われました。
数値や設定をかえ、答えを導く過程まで考える1次不等式の「知識及び技能」を身につけることがねらいです。
2時間目はつくった問題の相互評価を行います。
評価ルーブリックの記述を考えることで、
自分がどうしていいと思ったのか、言語化し、自分の考えを伝える機会になりました。
またその活動を通して、自分の問題に解釈を加えたり、説明を言い換えたりしていて
相互に思考・判断・表現する姿が見られました。
3時間目は相互評価で受けた他者の意見を
自分の問題にどう生かすか、考え問題づくりを仕上げていきます。
1時間目では手が止まっていた生徒も、必要なデータを調べたりするなど、
より問題を自分事として捉え、数学化して問題解決しようとする姿が見られました。
生徒のつくった問題を1時間目のワークシートと比較すると
学びに向かう力の育成につながったと感じます。
3時間の取り組みは普段の授業で実践することは難しいと思うので
実践しやすい形になるよう改善が必要だと感じます。
また、生徒の活動をどのように評価に生かすか、ICTの利用が与える効果など、
課題も見え、今後の研究にもつながる研究授業となりました。
数学科では引き続き取り組みを研究し、授業力向上に努めたいと思います。